2012年1月に出版された
図解・資格王が選んだ[合格保証]勉強法(著者:高島 徹治)
「独学で国家公務員一般職試験や社会保険労務士といった難関資格に合格してきた私の勉強法」と「本書で紹介されている勉強法」を比較してみました。
▼ 前編
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▼ 関連コンテンツ法律関係の問題の突破口
公務員試験、社会保険労務士試験、宅地建物取引主任士といった法律科目の問題を解く際に意識していたことがあります。
法律関係の問題。
断定語は誤りが多い。
法律には例外がつきもの。
「必ず」「のみ」「常に」「すべて」「当然」
断定表現の入った選択肢は、文章自体が不適切である可能性が高いというものです。
「間違った選択肢がどれか?」という問題であれば、断定表現の入った選択肢が答えとなる可能性が高くなります。
逆に「正しい選択肢はどれか?」という問題であれば、断定表現の入った選択肢は消去法で外すことができます。
公務員試験は公務員的な考え方を試す問題
実際に、公務員として働いていると「例外規定」によく巡り合いました。
また、第三者に説明する際には断定表現は使わないように気をつけていました。
公務員試験の筆記試験は「他の解釈の余地を残しておく」という公務員的な仕事の考え方を試されているのかもしれません。
試験開始直前、覚えられないことは丸暗記して、始まったらすぐに問題用紙に書き写す。
細かい数字など、どうしても覚えられないことがあると思います。
試験が始まる前に問題用紙に書き写すとカンニングになってしまいますが、「はじめ」の合図があった後であればカンニングにはなりません。
よく出るけど、なかなか覚えられない数字を中心に使ってみてください。
1点に対する思いが、そのまま合格を引き寄せることになります。
試験中に急に答えが浮かび上がってくる感覚の正体
大学入試の二次試験本番、数学の問題を解いているときのことでした。
見たことがあるような問題だけど、解けない問題がありました。
時間だけが過ぎていき焦り始めたとき、ふと手のひらを見ました。
センター試験終了後1日14時間勉強したことや試験の前々日に担任と握手をしたことが脳裏をよぎりました。
次の瞬間、解けなかった問題の解法が最後まで急に浮かび上がってきました。
無心で問題を解き、他の問題も解くことができました。
数学の後の化学・生物もその状態が続きました。
潜在意識に刻み込まれた記憶が、自然と湧き上がってくる感覚でした。
全ての試験終了後は全身が筋肉痛みたいになり疲れがどっと押し寄せました。
センター試験では渋い判定でしたが二次試験で逆転し合格できました。
同じ体験は国家公務員試験一般職試験(当時はⅡ種試験)でも起こりました。
数的推理・判断推理の問題で苦戦していましたが、急にスイッチが入ったかのように、問題を解くことができました。
努力したことは潜在意識に記憶される。
意識化された記憶だけが記憶ではない。
なかなか覚えることができない。勉強が思うように進まず落ち込んでしまうことがあると思います。
何度も繰り返しテキストを読んだり、問題を解いていれば、一見忘れたと思っていても、潜在意識に記憶された情報が蘇ります。
努力したら潜在意識は必ず応えてくれます。
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