平成29年度 第2回 ファイナンシャルプランニング技能士検定
試験問題&模範解答がアップされました。
受検当時(公務員の人事課)より、会計事務所で直接的にFP業務に従事しています。
実際に2級の問題を解いてみて、実務に直結する内容か検証してみました。
学科試験 タックスプランニング
学科試験の6分野のうち、実務で扱っているタックスプランニングの分野で試験問題を実務の観点から解いてみました。
問題を家計系・事業系に分類すると
事業系以外 6問(問31~36)
事業系 4問(問37~40)
私が受検した当時よりも事業系の問題が増えていました。
当時は1、2問だったので驚きました。
問題31:所得税の基本ルールに関する問題
基本ルールは、実務上、細かい用語の意味までは意識しません。
普段やっていることが当たり前といった感覚です。
問題32:所得の種類
個人事業主への普段の会計指導では「所得の種類」はあまり気にしません。
一方で、確定申告書を作るときは、通帳や現金で入金されたものが、事業所得かそれ以外の所得に分類されるかは、注意しています。
問題33:利子所得・配当所得
特定公社債、一般公社債、公募公社債投資信託
久しぶりに聞きました。
証券会社や銀行で働く人向けの税務ですかね。
配当控除も私個人の申告でつかったことはありますが、
お客様の申告でお目にかかったことはありません。
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問題34:所得税の損益通算
事業所得が赤字で、給与所得と損益通算する事例は、何度か経験しました。
副業で上手いこと必要経費を上げて、給与所得と損益通算してみたいなと良からぬことを考えたりします。
問題35:所得控除
医療費の未払い分は控除対象外
実務で気にしなければならない問題にも関わらず間違えてしまいました・・・領収書の日付はしっかり確認ですね。
特別の寡婦は、公務員の職場で年末調整をするときにお目にかかったことがあります。
特定扶養親族は、会計事務所でも公務員の職場でも生年月日を入力すれば自動判定なので、あまり意識することはありません。
問題36:住宅ローン控除
住宅ローン控除の確定申告は、個人でも十分対応可能です。
2月になるまでに税務署で必要書類を確認し、
書類をそろえて確定申告特設会場に足を運んでみてください。
事業系4問は次回アップします。
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