社労士試験当日をリアルに再現、試験前・試験中・休憩の様子|社労士試験 独学 一発合格体験記
私が平成26年度の第46回社会保険労務士試験に独学で一発合格したときの経験談をまとめました。
勉強法、試験当日の様子、自己採点、試験後の発表日までの心境など余すことなくお伝えします。
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社会保険労務士試験前日の晩は無理せず睡眠優先
試験前夜の勉強は午後9時に切り上げ、午後10時には布団に入りました。
もともと寝つきはよくありませんが「眠れない!」ということはなく、睡眠時間は十分確保できました。
社会保険労務士試験当日の朝の過ごし方
いよいよ、2014年8月24日試験当日。
目覚ましアラームで朝6時に起床しました。
択一式試験の開始時間の9時半に脳が目覚める時間を逆算して、朝6時に起きることにしました。
試験当日の朝、起きたら問題を解く
「試験当日の朝に起きたら解こう!」と3日前に選んだ問題を解きました。
選んだ問題は必ず正解できるものです。
もちろん正解して、最終調整は完璧です!
いつも通りの朝食を食べ、自宅を出発しました。
試験会場までの交通手段
試験会場までは電車で向かいました。
電車の中、辺りを見回すと社会保険労務士試験のテキストを真剣に読んでいる方がたくさんいました。
「いよいよだな」とスイッチが入りました。
試験会場は最寄駅から徒歩10分くらいかかりました。
iPodでリラックスできる音楽を聞きながら、疲れをためないように歩きました。
試験会場に到着、試験開始前のウォーミングアップ
試験会場は某私立大学でした。
私の試験部屋は、受験者150人の大部屋でした。
少し机が狭いかなと思いましたが、空調もほどよく効きよい環境でした。
試験開始前の儀式!?
私は試験会場に到着すると行う儀式(ルーティン)があります。
FPや宅建の試験でやってみて「効果があるかも!?」と思い、試験前の恒例行事として定着しました。
部屋の一番後ろまで行って、ストレッチしながら会場を見渡します。
後ろから全体を見渡すことで「会場を支配した気分」になり、落ち着きを取り戻すことができます。
試験開始前の儀式を終え、トイレに行き、試験が始まるのを着席して待ちました。
試験開始まで「雇用保険の失業給付の日数など」基本中の基本で細かな数字のチェックをしました。
試験開始30分前
試験開始の30分前。9時になりました。
試験官が試験の注意事項を読み始めました。
注意事項を読み終えると解答用紙が配付され、受験番号などマークするよう指示がありました。
試験開始までは十分に時間がありました。
受験番号のマークミスがないか何度も確認しました。
択一式試験 試験開始
9時半、択一式試験がスタートしました。
まずは、回答一覧表を作成しました。
公開模試で身につけた試験対策です。
冊子をめくり、ザーッと問題に目を通す
回答一覧表を作成し終えると、冊子を開きザーッと問題に目を通しました。
この問題は確実に正解できる!という問題を見つけるためです。
確実に正解できそうな問題がいくつかあったので、健康保険法から着手することにしました。
5問は確保できたかなと思った時点で、年金科目(厚生年金→国民年金の順)に進んでいきました。
一般常識でつまずく 動揺・焦り どう対処したか?
続いて一般常識に着手しました。
第1問から回答しましたが、第2~6問は全く分からず焦りました。
分からない問題に時間を割いても仕方ない!
気分を変え、労災保険・雇用保険・徴収法に取り掛かりました。
しかし社労士試験で初めて「個数問題」が登場し、焦ってしまいました。
まずは確実に解ける問題を一つ一つ正解する
労働基準法・労働安全衛生法はサクサク解け、少し落ち着きを取り戻しました。
全科目5問を確保すればいい!
私は、一つの法律・分野を集中的に解くのではなく、できそうな問題から1問1問丁寧に解いていきました。
なかなか答えにたどり着かない科目もありました。
まずは科目別で基準点割れにならないように5問は確保しようと気持ちを切り替えました。
3時間半の試験を集中力を切らさなかった理由
3時間半集中力をキープすることはできました。
2回の公開模試で、3時間半の長丁場を体験できたからだと思います。
やっぱり実戦形式の模試は重要です。
少し時間が余ったので、確実な自己採点をするため、「マークした選択肢」と「転記した選択肢」を2~3回確認しました。
社会保険労務士試験当日の休憩時間の過ごし方は?
択一式試験の手応えはあやしく正直へこみました…
「気持ちを切り替えるしかない!!」
休憩時間 私が実践した気持ちの切り替え法
弁当を食べ、疲労回復効果のあるクエン酸を摂取できる「キレートレモン」を飲みました。
「休憩時間に飲むぞ」と1週間前から楽しみにしていました(笑)
試験中のささやかな楽しみを用意することは、モチベーション維持のために大切です!
その後、少し目をとじて気分を落ち着かせました。
休憩時間中はあまりテキストを読む気にもなれず、ボーッと過ごしました。
選択式試験 試験開始
ボーっと過ごしていると、試験案内開始の14時になりました。
択一式同様に問題冊子が配布され、試験監督が案内を読み始めました。
受験番号は時間をかけて確実にマークできる
マークシートが配付され、ゆーっくり時間をかけて受験番号をマークしました。
選択式試験 試験開始
14時30分。
選択式試験が始まりました。
例のごとく、最初に回答一覧表を作成しました。
社会保険科目から着手
健康保険法→厚生年金保険法→国民年金法の順に解きましたが、すべて3点以上は確保できるという自信がありました。
次に、社会保険の一般常識を解き始めました。
団塊の世代が75歳以上となる( C )には
という問題に対し、
2007年(平成19年)問題とは、
団塊の世代の退職(58~60歳)が始まり、労働人口が減少するもの。
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この世代が、75歳になるのは、そこから15~17年以降
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よって、2022~2024年(平成34~36年)
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平成34~36年以降で選択肢で、最も直近のものは「平成37年」
ロジカルに答えを導き出すことでき、波に乗ることが出来ました。
波に乗って、労働保険科目に進む
労務管理その他の労働に関する一般常識は、「C・D・E」3つの選択肢が自信を持つことができずに少し不安になりました。
いったん保留にして、他の科目にとりかかりました。
労働者災害補償保険法・雇用保険は難なく解答できました。
労働基準法・労働安全衛生法は、日々の勉強で条文・通達を何度も音読したのが功を奏しました。
試験中は声に出すことはできませんが、いくつか当てはめて感覚的にしっくり語句を選びました。
選択式は時間に余裕あり
じっくりと転記ミス、マークミスがないか確認し、試験を終えることができました。
「労一の足切りが心配だけど、総得点は大丈夫だろう」
択一式に比べると試験を終えた後、達成感がありました。
試験終了の帰り道
1日がかりの社労士試験本試験が終わりました。
試験会場の大学キャンパスを出ると正門付近に予備校(資格の大原、TAC)の方々が、解答速報を配付していました。
もちろん、全社もらいました(笑)
本当に仕事の早いですよね。感謝です。
ただし、家に帰るまでは見ないようにしました。
途中で答え合わせして残念な結果になったら、家に帰れなくなるような気がしたので(笑)
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