FP1級実技試験 口頭試問の実際のやりとりを再現!相続対策編(3)|FP 独学 一発合格体験記
2013年6月16日
金融財政事情研究会
FP1級 実技試験 資産相談業務
口頭試問での面接官との実際のやりとりをまとめました。
▼ 相続対策編 はじめから読むとき・・
今回は、相続対策編 第3回です。
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設例
口頭試問を再現
(注)私の発言には赤文字で下線を引いています。
長女が住宅取得したいと言うことでしたが提案を。
はい、
住宅取得の資金については、直系尊属から20歳以上の直系卑属がですね
住宅取得等資金を贈与を受けた場合ですね、贈与税の非課税制度というものがございまして、
平成25年でしたら、普通の住宅でしたら700万円、省エネ住宅、耐震性住宅といった優良な住宅でしたら1200万円が非課税となりますので、
この制度の活用が考えられますし、
それに加えて、この制度っていうのは相続時精算課税制度との併用がききますので、それを併せて行うことが考えられます。
はい、最後になりますけど、FPと職業倫理について挙げてももらえますか?
これについては、4つございまして、
顧客の利益を優先する、
守秘義務、
アカウンタビリティー説明責任、
インフォームドコンセント
というものが考えられます。
どれも大切だと思いますが、最も重要なものは?
そうですね。
あの一番重要と考えるのは、
この所得税が高額であったり、相続に対する各種悩みを抱えてらっしゃいますけど、そういったことに対する対策方法や まああの 特例 受けられる特例があると思うんですけど、その特例を適用した時に予想される結果について、
1つ1つと対話し理解していることを確認するインフォームド・コンセントが最も重要なろうかと思います。
はい、終わりです。
はい、ありがとうございました。
評価基準別の振り返り
職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
特に問題なく答えられたので、ここは評価してほしいものです。
顧客ニーズおよび問題点の把握
ニーズや問題点を挙げることはできました。
問題解決策の検討・分析、顧客の立場に立った対応
制度の概要は間違えずに答えられたと思いますが、問題解決に当たっては複数の方法を示し、その中で提案するスタイルにすべきでした。
「法人成り」が顧客の立場に立った対応かどうか疑問がありますし、「延納・物納」のやりとりでは、顧客の状況把握ができていないことを露呈してしまったと思います。
▼ 土地活用編 やりとりの再現は・・