採用担当者としての最後のケジメとは?|元採用担当者が語る国家公務員一般職

国家公務員一般職の採用試験 元採用担当者が採用活動の経験談を語ります。

 

採用担当者として3年の任務を全うし、同じ部署内の別の係に異動となりました。

平成27年度は、直接の担当ではないもののアドバイザーをしました。

 

 

 

今年度の採用は大きな転機となる

平成27年度も当初の採用予定者は1名でした。

しかし、私には採用数が増えることが分かっていました。

 

私が平成27年度末(平成28年3月)に退職することを心に決めていたからです。

 

しかし、採用活動が始まった平成27年7月初めの時点では、退職することを言えずにいました。

8月、官庁訪問がはじまるタイミングで、人事担当課長(直属の上司)に退職の意思を告げました。

 

「最終合格直後に複数名採用できることは、採用活動に大きなプラスになる」

元採用担当者として最低限のケジメをつけることはできたと思います。

 

採用予定数1名が複数名に増えた結果は?

私の退職枠1だけでなく、さらに1名採用できることになりました。

 

この年も多数、業務説明会・官庁訪問に足を運んでくれました。

採用予定数を1名から3名に増えたこともあり、過去最大の面接申し込みがありました。

 

「納得いく採用活動ができた」と人事課員皆が満足していました。

 

組織の事情で採用予定者数は変わる

最終合格発表前後で、組織の事情により急に採用予定者数が増える可能性があります。

意中の官庁の採用情報収集はまめに行いましょう。

 




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閑古鳥が鳴く1年目から4年の歳月を経て

採用担当者1年目は、業務説明会(官庁訪問)・採用面接も、非常に厳しい状況でした。

 

そこから試行錯誤を重ね年々採用活動の質も向上してきました。

 

採用担当者の任を降りてからも、目の前で素晴らしい採用活動をしている姿をみることができました。

 

退職した今でも、ホームページで採用に関する情報を見ますが、毎年採用を行っているようで、私が見たことのないニューフェイスも加わっています。

 

ちょっぴり寂しい気もしますが、私たちが築いた採用活動は着実に進化し続けているようです。

 

 

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