資金計画・イメージ図面の打ち合わせを重ね、いよいよ契約へ|新築注文住宅ができるまで
私の新築一戸建て注文住宅が完成するまでの体験を記事にまとめました。
3軒建てなければ理想の家にはたどり着けないと言われています。
3軒建てるのはほぼ不可能なので、私の成功談・失敗談で疑似体験をして、理想の家づくりにつなげていただければと思います。
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住宅メーカー営業担当者と「資金計画」の打ち合わせ
住宅メーカーと工事請負契約を結ぶまでは、営業担当者と家づくりの全体像を打ち合わせします。
この打ち合わせの中で最も大切なのが資金計画です。
目に見える費用・見えない費用、全ての費用をひっくるめて、家づくりを総額いくらの予算で考えているかを尋ねてきます。
目に見える費用
- 建物本体
- 土地の取得・改良費用
- 家具や照明代金
- フェンスや車庫をはじめとした外構費用
目に見えない費用とは
- 検査費用
- 登記費用
- 火災保険料
総額予算をどうやって準備するか?
その総額予算を「自分の貯金」「親などの援助」「銀行などの借入」どうやって準備するかを聞いてきます。
中間金の支払い原資
注文住宅の場合、引渡し時の最終決済の前に、「契約時の手付金」「着工時の中間金」「上棟時の中間金」を支払います。
中間金の支払い原資に「銀行などの借入」を使うか聞かれます。
契約した、建築したはいいけれど、お金を支払うことができず、引き渡すことができない。という事態が絶対にないようにしなければならない。
資金計画は、施主・住宅メーカーそれぞれがしっかりと把握しておく必要がある。と言っていました。
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予算をもとにイメージ図面をより具体的にしていく
総額予算をもとに、当初のイメージ図面を調整します。
この作業は候補として残っているC社(近所のモデルハウス兼営業所)、D社(南九州エリアで急成長している住宅メーカー)の2社同時並行で行いました。
2社それぞれが一緒に作り上げた家づくりの全体像をもとに最終的な見積金額を提示してきました。
いよいよ1社に絞り、契約を結ぶときが迫ってきました。
最終見積の提示をうけたら、どちらと契約するか決断
最終見積が提示されると、いよいよ1社に絞り契約を結ぶ決断を迫られることになります。
完成見学会・モデルハウスを見に行って以来、2社ともほぼ毎週5、6回にわたり打ち合わせをしてきました。
どちらの営業担当者も親身に接してくれて信頼関係を築き上げました。
- 落ち着いた雰囲気のC社
- 斬新な発想のD社
どちらも魅力的で迷いに迷いました。
我が家の最終決断は!?
結局、我が家の「菓子製造業の許可取得」という特殊なニーズに対し親身になって相談に乗ってくれたC社にお願いすることにしました。
打合せをする営業所が歩いて通える距離というのも後押しになりました。
まずは、C社に契約意思を電話で伝え、契約日を決めました。
その後、D社にお断りの電話を入れました。
これまで何度も打ち合わせをして仲良くなっていただけに、とても辛かったです。
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新築注文住宅の工事請負契約書に押印
契約当日に持参したもの
- 印鑑(印鑑登録した実印)
- 10,000円の収入印紙
収入印紙は金額によって異なります。
契約書の読み合わせ
営業担当者と工事請負契約書の読み合わせをしました。
工事請負契約書の記載事項
- 工事名 〇〇様邸 新築工事
- 構造 木造 ファイバーグラスシングル葺 平屋建
- 床面積 1階 101.86㎡(30.81坪)
- 工事場所 住所
- 工期 着工予定 7月14日 完成予定 10月15日
- 引渡し 完成検査に合格後、代金完納7日以内 引渡し予定10月27日
- 請負金額 19,125,973円
- 支払方法 契約金(契約締結時)、着工金20%(着工時)、中間金30%(上棟時)、最終金(引渡時)
- 振込先 振込受領書が領収書になる
- 特記事項 「設備機器、カーテン、照明を持ち込んでも減額しない」ということが書かれていました。
契約金はいくら?いつ払う?
契約金は100万円でした。
自宅マンションを売却して残しておいた預金で支払いました。
契約の翌日、インターネットバンキングから指定口座に契約金100万円を振り込みました。
契約は一大セレモニー
契約書押印の瞬間を写真に収めたり、契約御礼のケーキを渡されたり、中古マンションの購入のときとは比べ物にならないほどセレモニカルな感じでした。
家づくりをはじめて、契約までの期間
契約を結んだのは5月末でした。
4月頭から家づくりを始めたので、2か月で契約までたどり着きました。
▼ コチラもご参考に・・